2010.07.31更新
日本の技術
2003年5月に宇宙に旅立ちました小惑星探査機『はやぶさ』が
2010年、今年の6月13日に7年の歳月を経て、無事地球に戻ってきました。
その道のりはなんと60億km!!
神奈川県のJAXA相模原キャンパスにて地球で初めての
『はやぶさ』実物展示を公開しました。
今回探索した小惑星【いとかわ】、惑星が誕生するころの記録を
とどめている化石のようなこの天体の表面サンプルを持ち帰ることで、
「惑星を作るもとになった材料がどのようなものか」
「惑星が誕生するころの太陽系星雲内のようすはどのようなものか」
様々な疑問を解決していく手がかりとなります。
そして、今まで片道切符だった探査機が、迷いながらも無事生還。
イオンエンジン技術の実証です。
重要な役割を果たした『はやぶさ』。
宇宙に魅了されている私は思わず見学に・・・。
展示されていたものは・・・
�@着陸時に使われたパラシュート
�Aインスツルメントモジュール
中央に小惑星をおさめるためのコンテナがあります。
�B前面ヒートシールド
熱から機体を守ります。
�C背面ヒートシールド
背面側の加熱から機体を守るとともに、切り離しの際には
パラシュートを引き出す役目もします。
�D搭載電子機器部
地球からの指令を受け取ります。
�E再突入カプセル・エンジニアリングモデル
地上試験などをするために製作されたもの。
なので、唯一これは宇宙を旅してき実物ではありませんでした。
以上の6個の展示物がありました。
(撮影禁止でしたので、JAXAのHPからの絵図です。すみません。)
秒速12 km もの速度で大気圏に突入する『はやぶさ』は
スペースシャトルの30倍もの空気加熱にさらされるそうです。
よって、シールドの表面は茶色に焼き焦げ、燃え残った跡があり、
突入時の状況の厳しさを物語りますが、内部の部品はまさに
新品そのもの。素晴らしいですね。
このように、地球に無事生還できる探査機を作る日本の技術は圧巻です。
はるかなる宇宙を旅してきたこの『はやぶさ』を現実にこの目で見られた
ことに感動するとともに、日本の技術の誇らしさを改めてかんじました。
宇宙への研究は本当にすばらしいものです。
1人の人間の一生では研究しきれないものを一生懸命 解明し、
次世代につないでいくような研究をしている宇宙開発機構の現状を
目の当たりにすると、日々のつらさや悲しみが本当にちっぽけな
悩みに変わっていくほどの勇気をもらえます。
私の小学生の卒業文集。
夢は『宇宙飛行士』。
まだまだ夢は持ち続けています・・・
日本の技術といえば、歯科医療技術もめまぐるしく発展し、
今日の日本の歯科医療は世界でもトップを走っています。
日本人の器用な遺伝子を受け継ぎ、私どもの医院も
最高の仕事をすることを念頭において、治療を行っております。
歯が良くなり、白く輝きだすと、皆、幸せな笑顔になっていきます。
『やさしい歯医者さん』にお気軽にご相談ください。
JAXAのHP
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