ノーベル化学賞に日本の方が二人受賞しましたね。
北海道大学名誉教授 鈴木 章 先生
パデュー大学特別教授 根岸 英一 先生
受賞内容は33年前のクロスカップリングという化学結合。
一つのパラジウムを触媒にして、マイナスイオン同士の
炭素(C−)と炭素(C−)を無数に効率よく結びつけるという発見は
現在、抗がん剤やエイズの特効薬などの医薬品、農薬、液晶パネルなど、
世界中で様々なものに使われています。
鈴木先生が「Serendipity」という言葉をおっしゃっていました。
『偶然をきっかけに幸運を掴み取る能力は皆にある。
この機会を生かすことができるかどうかは
謙虚な心、注意力、研究意欲、そして、運。
しかし、努力などの対応がなければ
決してその機会に恵まれることはない。
これは、すべての分野において言える言葉』・・・・と。
確かに・・・心に響く言葉でした。
素晴らしいですね・・・。
スウェーデンのストックホルムにはノーベル博物館があります。
私もスェーデンに行ったときに興味があり博物館によらせていただきました。
博物館の中には建物の形状のミニチュアや、歴代のノーベル賞受賞者、
受賞内容、ノーベル賞の晩餐内容などが説明され、様々なものが飾ってあり、
素晴らしい発見をしてきた方々の歴史にすごく感動したのを覚えています。
晩餐会はこんなかんじ。
そして、ノーベル賞授賞式での晩餐会の時に出されるのと同じデザートが
館内のカフェでいただけます。
「ノーベルアイス」。
ノーベル賞のメダルを模ったチョコレートものっていました。
美味しかったのと、同じ味を味わえたという感動と、嬉しさばかり。
ノーベル賞受賞者が味わうノーベルアイスを食べて
「世界を助けられるような大きな人になれるかしら・・・」、
と思わず思ってしまった瞬間でした。
でも、本当に、ノーベル賞とはいかなくても、
常に、人に貢献できる人でありたいです。