お休みの間、少し旅をしてきました。
雲の上で空を感じ・・・着いたところは・・・・
四国。
お遍路の旅のつづきです。
今回は八十番札所から。
各お寺の重要文化財にふれながら、空海と同じ道を歩いていきます。
そして、自然の中を歩きながら、美味しい空気を沢山吸い、
精神ともに穏やかに・・・。
お遍路巡りをしていると沢山の出会いがあります。
お遍路の旅を始めるきっかけは一人一人違い、
八十八箇所めぐる気持ちは多様にわたり、
それぞれに願いをかなえられるよう一生懸命・・・・。
そのような中、八十二番札所、根香寺にて、
23歳の輝く若者に出会いました。
若くして自分を鍛えようという決意。
一番札所から、歩き歩き、32日目 (すごいスピードです。)
あまり寝ずにまわっているすごい体力の持ち主。
酷暑の中、全身汗びっしょり・・・でもとてもさわやかな笑顔でした。
彼の精神に勇気をもらい旅は続きます。
八十四番札所の鑑真が建てたといわれる屋島寺・・・・〈写真下〉
自然が残してくれている歴史の変らない木々に見守られながら
着々と進んでいきます。
そして・・・・とうとう辿り着きました!!!!
八十八番霊場結願所 最後のお寺、医王山 大窪寺。
今まで沢山の方々がこの四国お遍路巡りを全うした証が沢山。
88箇所札所をめぐり終えた遍路達の沢山の金剛杖が毎日奉納されていきます。
私の納経帳も四国では最後の朱印。。
大きな弘法大師様に見守られながら最後のお寺を後にします。
そして次の日・・・・
発願所である一番札所 霊山寺にお礼参りに・・・・
「無事に終えました」とご報告。
母を亡くし一年発起。
先祖供養を思い、始めた四国八十八箇所巡り。
ちょうど丸2年。
やっとめぐり終えることができました。
守られて、四国霊場すべてを無事終えたことに感謝です。